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褒める2つの理由+褒め方のポイント6選

褒める2つの理由+褒め方のポイント6選

この記事では、発達障害のお子さんを褒める際の理由などについて解説していきます。「どう褒めるのが効果的なのかわからない」という方は、「そもそもなぜ褒めるのか」を考えてみると突破口が開けるかもしれません。

そこで本記事では、発達障害のお子さんを褒める際の理由、そして褒めるにあたっての具体的なポイントなどについてお伝えしていきますね。

まずは褒める2つの理由を知っておきましょう

多くの人はそれほど考えずに他人を褒めていると思いますし、それで構わないはずです。

ただ、お子さんを良い方向に導くために褒める場合は「褒め方」も考える必要があります。特に発達障害のお子さんは難しさを抱えている傾向にあるため、褒め方もできるだけ理論的なものにすることが大事です。

そこでまずは「褒める理由」を知っておきましょう。主に2つあります。

1:お子さんを嬉しい気持ちにさせるため

褒めることで嬉しい気持ちになれば「褒められた行動をまたしよう」と考えるので、お子さんの良い行動を増やしたり、問題行動を減らしたりすることにつながります。

また、褒められることで自己肯定感が高まり、物事へのチャレンジ精神やモチベーションがアップします。

特に発達障害のお子さんは日頃褒められる機会が少なく、自己肯定感をすり減らしているケースも少なくありません。そのため少なくとも保護者の方だけでは「お子さんの良いところを見逃さず褒める存在」でありたいものです。

2:褒めた行動を強める

「1」の内容と重なる部分も多いですが、こちらは「喜ばせる」「自己肯定感を強める」よりも、「行動を良くする(良い行動が増える、習慣になるなど)」というところにフォーカスした理由です。

褒められるお子さん自身は「嬉しいこと」と「行動が強まること」を区別しないと思いますが、褒める側としてはある程度分けて考えておくと良い褒め方をしやすくなるはずです。

発達障害のお子さんを褒めるにあたってのポイント6つ

それでは発達障害のお子さんを褒めるにあたってのポイントをいくつか紹介していきます。あまり考えすぎないことも重要ではあるのですが、だからといってやみくもに褒めるだけでは効果が薄いです。

1:褒めても思い通りに喜ぶとは限らないと理解する

まず、褒めたとしても思い通りに喜ばない場合も多いことを理解しておきましょう。シチュエーションによっては良かれと思っても褒めても、なぜか不機嫌になったり、「うるさいな!」と言われたりする可能性さえあります。

「そんなことは当たり前では?」と感じるかもしれませんが、積極的に褒めても喜ばないことが続くと、意外と「なんで喜んでくれないんだろう」→「褒めたくなくなってきたな……」という心境になる人が少なくありません。

2:どんな褒め方が合うのか見極める

大まかに言うと褒める「量」で喜ぶ場合もあれば、「質」で喜ぶ場合もあります。前者であれば「褒める言葉」にこだわりすぎず、ワンアクションごとに褒めるくらいでもいいです。一方、後者ならある程度どんどん褒めつつも、たまに「強めの褒め」を入れたいところです。

さらに言うと、成功を褒められたい場合もあれば、どちらかというと「失敗しても頑張ったこと」を褒めてほしい場合もあります。好きなアニメや芸能人に絡めて褒めると喜ぶ場合もあれば、そういった褒め方ではピンとこない場合もあります。

どんな褒め方をすれば響くのかは人それぞれですし、同じお子さんでも成長するにつれて変わっていく可能性があります。そのため「自分(親など)がどう褒めたいか」ではなく、「どう褒めると喜ぶか」を常に考えることが大事です。

3:「早く」褒めると響きやすい

発達障害のお子さんの場合、記憶力が弱かったり、「物事の積み重ね」を理解するのが苦手だったりする傾向にあるため、何か良い行動があれば可能な限りすぐに褒めることが大事です。理想は良いことをした「瞬間」です。

そのためあまり作り込んだ表現を使うよりも「机を拭いてくれた!偉い!」などシンプルな褒め方をする方がいいです。これくらいシンプルかつ具体的な方が、「この行動が良かったんだ!」「褒められたいしまたやろう!」と思ってくれます。

そして、表現がまどろっこしすぎると特に発達障害のお子さんの場合は、「何を褒められたの?」という状態になりやすいので気を付けてくださいね。

4:具体的に褒めると響きやすい

すでに少し触れていますが、具体的に褒めるとお子さんに響きやすくなります。例えば「机を拭いてくれた!偉い!」であれば、お子さんは「机を拭いたのが良かったんだ」と理解しますが、「偉い!」だけでは何が良かったのかわからないかもしれません。

5:繰り返し褒める

数回褒めるだけでも「この行動が良いんだ」と理解はするかもしれませんが、「定着」まではしない可能性があります。そのため、良い行動があるたびにどんどん褒めることをおすすめします。

6:基本的に過程は関係なく褒める

例えば「机を拭いた」としたらその過程は関係なく褒めます。以下の通りです。

  • 頼んで拭いた場合でも褒める
  • 自主的に拭いた場合でも褒める
  • 遊びのつもりで拭いていそうな場合でも褒める
  • 習慣として拭いた場合でも褒める

どのような過程であっても「机を拭いた」という行動を褒めることで、「この行動が良いんだ」と学習させることができます。

まとめ

発達障害のお子さんを褒める主な理由は「喜ばせること」「自己肯定感を高めること」、そして「良い行動を強めること」です。ある程度意識するといいと思います。

そのためには「自分がどう褒めたいか」ではなく、「どう褒めるとお子さんに響くか」を考えることが大事です。「これが絶対的な正解」という褒め方はないので、お子さんの様子を日々見ながら楽しみつつ研究・実践を重ねてくださいね。

この記事を書いた人
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運営事務局 / ライター

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