子どもがすぐに飽きてしまう|集中力を養うための5つのポイントとは?
子どもの集中力は、そう長くは続きません。大人の集中力の平均持続時間は約50分といわれていますが、子どもの場合はせいぜい15分ほどだといわれているくらいです。また、人の集中力は一旦切れてしまうと、再び集中するまでに23分もかかるといわれています。このことからも分かるように、子どもはすぐ飽きてしまうのが普通なのです。では、この集中力を養うためには、また、集中してもらうには、どうしたら良いのでしょうか?
集中を妨げる要因をなるべく取り除く
子どもたちの周りには、たくさんの「楽しいこと」があります。現代はとくに、家の中にいても、テレビ、ゲーム、スマホ、タブレット、おもちゃ、本、いろいろなものが子どもたちを誘惑します。
効率的に学習することにおいて、現代は、とても集中しやすい環境とはいえないのです。だからこそ、親である私たちがなるべく集中を妨げる要因をなるべく取り除く必要があります。
集中力を養うための5つのポイント
子どもの集中力を養うためにはまず、以下の5つのポイントを実践してみてください。
① 勉強に関係ないものを机に置かない
勉強するときは、なるべく視界に勉強に関係ないものが映らないようにします。
脳というのは不思議なもので、目で見た”今は必要のないもの”も情報として取り入れ、エネルギーを消費するようにできているのです。
子どもの脳のエネルギーを無駄に消耗させないためにも、机の上には、勉強に関係ないものを置かないように心がけましょう。
勉強するときだけ、布をかけるなど、視界に入らないように隠してしまうのも有効です。
② ルーティンを決める
アスリートの方々がよく用いるルーティンは、集中力を高めるための儀式のようなものです。
野球のイチロー選手は、打席に入るときに必ず右腕でバットを回し、投手にバットを掲げて袖をまくる、というのをルーティンにしています。
ラグビーの五郎丸選手も「五郎丸ポーズ」をして、ボールを蹴り出します。
このようなルーティンは、心理学的にも効果があるものだと証明されていて、勉強の習慣にも活用することができます。
- 机を綺麗に拭く
- 文房具を並べる
- 鉛筆を削る
- 決まった言葉を言う
- 深呼吸をする
子どもと無理なく続けられるルーティンを何か決めておくと良いでしょう。
③ 時間を小分けにして集中する時間を確保する
冒頭でも紹介させていただいた通り、子どもの集中力の限界は、15分です。
長時間集中できないのは目に見えているので、だいたい10分くらいの集中時間を何回かに分けて行うのがベストです。
また、小分けにするときは、ゲーム性を取り入れると子どもの集中力が増します。
ストップウォッチを使って「よーいどん」で始め、アラームが鳴ったら「おしまい」のようにすると、達成感も得やすく、楽しく集中してくれます。
④ ポモドーロ・テクニックを利用する
ポモドーロ・テクニックとは、25分間作業をして5分休憩するというサイクルを4回続けるというもので、こうすることによって、生産性と効率性を高めることができます。
私も作業をするときにこのテクニックを用いることが多いのですが、時間の経過がとても早く感じるほど、「集中した」という達成感を味わえます。
子どもには正直25分という時間は長すぎるのですが、適度に休憩を入れることが効率につながるのは間違いありません。
⑤ 水を飲む
勉強の前にコップ1杯の水を飲むと、集中力と記憶力がアップするといわれています。
理由はさまざまあるようですが、脳の80%が水分でできていることもあり、水を飲むことで脳のはたらきを活性化できると考えられています。
ぜひ、勉強前のルーティンとして取り入れてみてください。
まとめ|飽きることを咎めない
実は大人もそんなに万能ではなく、集中できる時間には限りがあります。
子どもの場合は、未就学児~小学生低学年くらいまでは「年齢プラス1分」、中学生でも「15分」が集中できる時間です。
すぐに飽きてしまうのは、仕方のないことですので、そこを咎めるのはご法度です。
飽きて集中しないことを叱るのではなく、飽きない工夫をして、子どもの集中力を養っていきましょう。