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マイペースな発達障害の長所5選・短所4選|サポート方法

マイペースな発達障害の長所5選・短所4選|サポート方法

この記事では、発達障害でマイペースなお子さんの長所や短所についてお伝えしていきます。「この子のマイペースさを伸ばしたい」「でも生きるのが難しくなる部分は直してあげたい」とお考えの方は少なくないと思います。

そこで本記事では、発達障害でマイペースなお子さんの主な長所と短所、サポート方法、「マイペース」を言い換える表現などに関して解説していきますね。

発達障害でマイペースな子の長所5選|長所を活かすサポート方法は?

それでは発達障害でマイペースなお子さんの長所を5つ紹介していきます。あわせて長所をより活かす(バランスよく活かす)ためのサポート方法もお伝えしますね。

1:楽観的

発達障害のお子さんの中には楽観的な子が少なくありません。ネガティブな想像をあまりせず「なんとかなる」と考え、他人が焦っていても「自分は自分だから」で受け流し、影響されない子も多いです。

ただ、発達障害の子は見通しが立たないこと(どうなるかわからないこと)は苦手な傾向にあるため、事前にスケジュールを細かく教えるなどすることをおすすめします。そうすれば「これからのこと」を理解して、「じゃあ大丈夫だね」と動じなくなるかもしれません。

2:決断力がある

発達障害の子は「自分はどう思うか」「自分が好きか嫌いか」で判断する傾向にあるため決断が早く、周囲の影響を受けない可能性が高いです。周囲の顔色を伺いすぎて行動できない人も多い現代において、自分の基準で決断できることは、自立した大人になるための大きな武器です。

ただ、親や先生など経験豊かな人のアドバイスでも聞かなかったり、判断材料が揃っていないうちに決断したりする場合も多いです。そのため「取り返しのつかない決断をする前に素早く寄り添いアドバイスをする」というサポートも必要です。

3:言いにくいことも言える

特に社会人になると「多くの人が内心ではおかしいと思っているものの誰も言い出せない」という場面は少なくありません。ですが発達障害の場合、そういったシーンで「それはおかしい」「自分はこう思う」と言えるケースがあります。

ただ、「たとえ正しいことを言っていても損をすることがある」とは教えておくべきだと思います。

4:癒し系

周囲から影響を受けにくくおっとりしていて、周りから「癒し系」と思われる発達障害のお子さんも多いです。「一緒にいるだけでも落ち着く」と思われるタイプの人もいますよね。

5:裏表がない

そもそも相手によって態度を使い分けるという発想がなく、裏表がないお子さんが多いです。

ただし目上の人に対する礼儀など、マナーの部分については、年齢に合わせて徐々に教えていくことをおすすめします。

発達障害でマイペースなお子さんの短所4選|短所をカバーする方法は?

続いては発達障害でマイペースなお子さんの短所をいくつか紹介していきます。また、短所をカバーする方法もお伝えします。基本的に短所と長所は裏表ですから、適切に助けてあげることで長所が目立ちやすくなります。

1:協調性が低い

「自分」が明確である反面、他人と協力したり合わせたりすることが苦手な発達障害のお子さんも少なくありません。そのため保育園・幼稚園、学校、会社などでの生活が息苦しく感じる場合もあります。

そういったお子さんには「協調性がなさすぎると友達に嫌われるかも」など協調性の大切さを理論的に教えるといいでしょう(精神論だけでは理解しにくい)。また、職人系などのあまり人と関わらなくていい職業も将来の選択肢に入るように、お子さんに情報を与えていくなどのサポートも重要です。

無理に矯正せず「自分軸が確かである」という強みを残しつつ、周囲(社会)とのバランスを取っていきやすくしていくというイメージですね。

2:時間にルーズ・計画性がない

時間にルーズだったり、計画性がなくて物事の締め切りに間に合わなかったりするお子さんもいます。主なサポート方法は以下の通りです。

  • 時間を守ることの大切さを教える(実はここを理解していない可能性も)
  • 腕時計などを持たせる
  • 最初に全部スケジュールを立ててから動く(ようにサポートをする)
  • 時間や約束を守ることのメリットを教える(メリットが明確だと動きやすい)

単に「時間厳守の重要性を知らないだけ」「やり方を知らないだけ」である場合が多く、論理的な方法でサポートしていけば、徐々にルーズさが直っていく可能性が高いです。

3:連絡が遅い・しない

「連絡が必要と理解していない」「ある程度理解しているものの、まあいいかと思ってしまう」「他のことに集中して後回しにする」「そもそも連絡の仕方を知らない」などの理由で、他人への連絡が遅い、もしくはしないお子さんも少なくありません。

これに関する主な対策は以下の通りです。

  • 連絡の必要性について教える
  • 連絡しないことのデメリットを教える(他人に嫌われるなど)
  • 毎日○時に「連絡するべき人がいるか」の確認をすると決める
  • 連絡の仕方を教える(電話、メール、LINEなど)

4:暗黙の了解がわからない

『空気が読めない』ことは、見方を変えれば『同調圧力に屈しない強さ』にもなります。困りごとがない限りは個性を尊重しつつ、トラブルになりやすい場面をピンポイントで補いましょう。

例えば以下のように直します。ここでは初対面の人に「今度遊びに行こうね(社交辞令)」と言われたとします。

  • 「本当にすぐ遊びに行きたいわけじゃなくて……」「仲良くなったねっていう確認だよ」と教える
  • 「遊びに行きたいならその場でじゃなくて日を改めて連絡しようね」と伝える
  • 「こういうのを暗黙の了解って言うんだよ」と概念を教える

「暗黙の了解をわかるようになろう」と大雑把に教えるのではなく、一つ一つの場面ごとに「相手は○○というつもりで言っているはず」「だからこう対応しよう」と教えていくのがポイントです。すると他の部分の成長も相まって、徐々に暗黙の了解を全体的に理解していくことでしょう。

「マイペース」の言い換え表現例

今回短所を紹介した通り、マイペースという表現に悪いイメージを抱く人もいるため、褒め言葉としては別の表現を使う方がいいかもしれません。お子さん本人や周りの人に対して、以下のような表現を使ってみてはいかがでしょうか。

  • おおらか、おだやか
  • 落ち着きがある、物事に動じない
  • 芯がある

さらに具体的に褒めるのも効果的です

また、特に発達障害のお子さんを褒める場合、「マイペースだね!」では何を褒められているのかわかりにくいので、例えば以下のように具体的に言い換えるといいでしょう。

  • 「帰りの会でよく発言する」って先生が褒めていたよ
  • 今日は泣かずに、大人しく病院に行けて偉かったね
  • (飲食店などで)すぐに注文を決められてカッコイイね

まとめ

「マイペース」と他人からも評価されるお子さんにはそう言われるだけの長所があるはずですので、それを伸ばしつつ、短所を補えるようなサポートをしていきましょう。

いずれにしても重要なのは、お子さんの「マイペースさ」を否定せずに受け入れて、「どうすればこのままで生きやすくなるかな・輝けるかな」と考えることだと思います。

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