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不登校のお子さんに対する5つのNG声がけ|声がけをするときのポイントは?

不登校のお子さんに対する5つのNG声がけ|声がけをするときのポイントは?
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この記事ではお子さんの不登校で悩んでいる保護者の方々に向けて、不登校のお子さんに対するNGな声がけや、声がけをする際のポイントなどに関して解説していきます。特に不登校だからこそのNGな話題を知りたいという方や、保護者や家族が普段の振る舞いで気を付けるべきことを知りたいという方におすすめの内容となっています。

本記事では、不登校のお子さんへのNG声がけ、そして声がけをするときのポイントなどについてお話ししますので、ぜひ参考にしてください。

不登校のお子さんへの5つのNG声がけ

それでは不登校のお子さんに対するNGな声がけの中でも、つい言ってしまいやすいものを挙げていきます。多くのお子さんはプラスの声がけよりも、マイナスの声がけを印象に残すものなので、まずはNGの方を避けるのがおすすめです。

NG声がけ1:学校に行こうよ

保護者として「学校に行こうよ」などはむしろ積極的に言うようにしているかもしれませんし、無意識で言っているレベルの方もいるでしょうが全くおすすめしません。その主な理由は以下の通りです。

  • 押し付けられれば反発したくなる
  • 言われて行くくらいなら復帰している
  • 最低限の声がけはしたと満足してしまいかねない
  • 言っても聞かない流れが積み重なって、お互いにストレスが蓄積する

あえて率直に表現しますが、言う意味がほとんどなくマイナスにしかならない言葉です。口癖のように言ってしまう保護者もいると思いますがやめましょう。

NG声がけ2:学校には行かなくていいから

上の逆の「学校には行かなくていいから」もNG声がけの一つです。理由は比較的単純で、保護者がそう言うなら行かなくていいと素直に受け取るお子さんが大半だからです。また、行きたくなければ行かなくていいという好ましくない学習をする恐れもあります。

また、いざ学校復帰に向けて動き出してから、行かなくていいと言っていたはずでは、という気持ちが働くなど保護者が忘れた頃に影響が出ることもあります。

ちなみに、やるなと言われたらやりたくなる、などは学校復帰に関してはまずないので素直に考えましょう。不登校関連に限らず、基本的に言葉はそのままの意味で伝わると捉えるべきです。

NG声がけ3:なんで学校に行かないの?

お子さんを心配して「なんで学校に行かないの?」などと原因を聞くのもNGです。保護者としては責める気持ちはなく単に理由を聞きたいだけかもしれませんが、お子さんにとってはプレッシャーになる可能性が高く、責められているように感じるものです。

それでも例えば、先生が嫌だから、友達が嫌いだから、○○の授業が嫌だから、などと理由を絞り出すお子さんもいますが、それは不登校になったきっかけでしかなく、本当の原因ではないケースが少なくありません。

また、学校に行けなくなった理由を頻繁に聞いているうちに、お子さんの方から学校の嫌なところを探し始める場合もあり、そうなってはさらに学校に対するイメージが悪くなっていく恐れも。これではいつまでも経っても復帰できないことでしょう。

NG声がけ4:誰かのせいにするような言葉

例えば以下のような誰かのせいにする言葉をかけるのはおすすめしません。

  • 学校に行けなくなったのはあなたのせいではない
  • 学校のせいだよね
  • 先生のせいだよね、など誰かのせいにする言葉
  • こんな社会のせいだよ

お子さんが不登校で苦しんでいると、このような他責思考の言葉をかけたくなるかもしれませんがやめましょう。お子さんが、うまくいかなくても誰かの責任だと考えればいい、と思ってしまう可能性が高いからです。

お子さんを直接攻撃してきた他人がいる場合は、さすがにその人のせいである部分もあるでしょうが、それを言ったところで状況は良くなりませんし、お子さんの他責思考が進むケースもあるので、やはりおすすめしません。

お子さんは、他人が思い通りに変わることはないから自分が変わるしかない、という思考を身に付けるべきです。理不尽に感じるでしょうが、他人をコントロールできるとは限らない以上は、お子さん自身が変わるしかありません。

ただし、お子さんのせいにするべきでもありません。例えば「学校に行けないのは誰かのせいではなくて、あなたのせいでしかない」など。これを言われたところでお子さんが変わるわけではありませんし、プレッシャーになる、そして見放されたような気持ちになるだけです。他責思考は避けるべきですが、あえてお子さん自身のせいであると追い込むのも逆効果です。

NG声がけ5:昨日は登校するって言ったのに

お子さんが「明日は登校する」などと言っていても、翌日になってから「行けない」、「やっぱり無理だった」などと言う場合が少なくありません。この際、「昨日は登校するって言ったのに」などと返したくなるかもしれませんが、やめましょう。

プレッシャーが強いほど学校に行きにくくなりますし、期待を裏切ってしまったなどと考えて、ただ登校できなかった場合よりも落ち込む可能性さえあります。そのため「明日は登校する」と言われても、「うん」や「はーい」と返事をしつつ軽く笑顔を見せる程度で済ませ、学校に行けないと言い出しても、同じく「わかった」や「りょーかい」などで終わらせてあげましょう。

お子さんに対して過度な期待、失望などを見せないのがポイントです。ただし、雑に流しているような雰囲気にしないために、目を見てほほ笑むといいでしょう。

一時的にでも学校に行くつもりになったこと自体を褒める

ただし実際に登校しないことになったタイミングで、「でも昨日、学校に行くつもりになったのはすごい進歩だよ」、「昨日、登校しようと思ったのは前向きになったってことだよ」などと、一時的にでも学校に行くつもりになったこと自体を褒めることをおすすめします。

ただ、「明日は登校するよ」と言った時点で褒めるとプレッシャーになる可能性があるので気を付けてください。お子さんの性格や様子次第ですが、基本的には上でお話ししたように、笑顔で軽く済ませる程度がいいでしょう。

不登校のお子さんへのNG声がけに関する3つのポイント

続いては不登校のお子さんへのNG声がけについてのポイントをいくつか紹介していきます。実際に声がけをするにあたって意識するのがおすすめです。

ポイント1:特に不登校初期は学校関連の話題は避けるべき

解説してきたNG声がけは全部学校に関連するものでしたが、これ以外でも学校に関係する話題を出すことはあまりおすすめしません。特に不登校初期で心が不安定な状態ではやめておきましょう。

ポイント2:保護者や家族なども他責の言葉を使わない

お子さんに接する保護者や家族なども他責の言葉を使わないようにしましょう。真似をする可能性が高いですし、なぜ自分だけ言ってはいけないのだろうという反発が生まれる恐れもあります。

また、単に言葉の使い方に気を付けるだけでなく、自分自身で考えて積極的な行動をするような姿も見せたいところです。意外とそういった機会は少ないかもしれませんが、例えば行動する・しないを選択できる場面では、「やってみようかな」と言って、本当に実践するところをお子さんに見せるなど。

ポイント3:1回のNG声がけで全部は崩れない。リラックスしましょう

実際にNG声がけを意識すると保護者もプレッシャーを感じるかもしれませんが、よほど酷いことを言わない限りは、1回のNG声がけで全部が崩れるわけではありません。ぜひリラックスしてお子さんと話していただければと思います。

むしろ機械的にNG声がけを避けようとするのではなく、声がけをする際の心持ちの方が大事です。具体的には主に以下の通りです。

  • 学校の話題を出さないことは意識する
  • お子さんの気持ちに共感するつもりで話す
  • イライラしても反射的に話さず、考えてから言葉にする
  • 表情や声色にもできるだけ気を遣う

例えばお子さんが「とにかくつらくて、もう全部無理」と言ってきたら否定したくなるでしょうが、まずは「つらい気持ちはわかる気がするよ」と共感を示し、その後に「でも全部無理なんてことはないよ」と諭します。それをせず「そんなこと言うんじゃないの!」などと言うのもNG声がけの一種なので気を付けてください。気持ちに共感できていないからです。

また、言葉の内容に合った表情や声色にしないと、お子さんからすれば、本心では笑っていないなどの印象になり、プレッシャーになる恐れが。

さらになんらかの注意をする際に声色が厳しすぎる、表情が怖すぎるなどの場合も、やはり必要以上に委縮させる可能性があるので気を付けましょう。注意するときは基本的に真剣な表情と声色が合っているものの、過剰に厳しくするべきではありません。

まとめ

人間はプラスの言葉よりもマイナスの言葉を印象に残しやすいので、今回紹介した不登校のお子さんへのNG声がけを意識して接することをおすすめします。また、特に不登校初期は学校関連の話題は全面NGと考えておくのが無難です。

ただ、1回のNG声がけで全部が崩れてしまうわけではありません。保護者が緊張しているとお子さんにも伝わりますので、リラックスしてコミュニケーションを取ることをおすすめします。

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