子どもの噛む力を鍛えるには?よく噛めば脳も身体も強くなる
日本は、子どもの虫歯が少ない国だと言われています。1960~1970年代の子どもには、ほとんど虫歯があったといいますが、現在は、当時の半分程度まで低下しています。
これは大変喜ばしいことですが、その一方で、「きちんと噛めない子ども」が増えているといいます。昔と比べ、食材の質や調理の方法が向上した結果、短時間で食べられる柔らかいものが中心の食生活を送っていることが要因です。顎を使ってしっかり噛むことは、脳の活性化につながり、学習効果も高まります。子どもの「噛む力」を鍛えるには、どんなことが必要なのでしょうか。
噛む力の弱い子どもと強い子ども
噛む力の弱い子は、お口周りの筋肉や顎が弱く、口がポカンと開いた状態になっていることも多いです。口がポカンと開いている子どもは必然的に「口呼吸」になりやすく、乾燥から細菌やウイルスに感染しやすくなります。
口臭や歯肉炎の原因にもなりますし、冬場は唇が乾燥し、荒れやすくなります。一方、噛む力の強い子は、お口周りの筋肉が発達するので、「鼻呼吸」になりやすく、免疫力も高まります。「噛む力」をつけることは、脳の活性化だけではなく、身体全体の健康状態にも大きく関わってくるのです。
子どもの噛む力を鍛えるためにできること
子どもの脳の活性化や、健康のためにも、「噛む力」は積極的に鍛えていきたいところです。
今回は、きちんと噛める子どもに育てる3つの方法をご紹介していきます。
① 口の中を綺麗にする
虫歯になると、噛む力が弱まり、脳の発達にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、常に「虫歯ゼロ」の清潔な環境を維持することが大切です。1日3回の歯磨きを欠かさないことはもちろんのこと、小さな子どもには仕上げ磨きも行ってください。
尚、虫歯に最もなりやすいのは「就寝中」です。就寝中はお口の中の細菌が繁殖しやすいので、寝る前の歯磨きは、入念に行うようにしてください。
② よく噛んで食べる
よく噛んで食べることは、噛む力を鍛える基本中の基本となります。理想的なのは、ひとくち30回噛むことです。これは、大人にもいえることで、生活習慣病の予防にもつながるため、家族全員で実践してみましょう。
③ キシリトールガムを噛む
奥歯でしっかりとガムを噛むことで、「噛む力」を鍛えることができます。意識したいのは、両側の奥歯を使って噛むようにすることです。ガムを食べさせることに抵抗のあるお母さん・お父さんも多いと思いますが、キシリトールが90%以上含まれているものであれば、虫歯にもなりにくくおすすめです。
まとめ|口周りの筋肉を鍛えよう
顎、口周りの筋肉を鍛えることで、子どもは、脳を活性化させ、免疫力を高めます。お母さん・お父さんもまた、顎、口周りの筋肉を鍛えることでメリットがあるので、ぜひ、家族で取り組んでみてください。