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発達障害の子の協調性を高める5つの方法|協調性とは?

発達障害の子の協調性を高める5つの方法|協調性とは?

この記事では、発達障害のお子さんの協調性を高める方法やポイントなどについてお伝えしていきます。

「あまり周りの友達に合わせることをしないので心配」「間違ってはいなくても周りに合わせることも覚えないと……」とお悩みの方は少なくないと思います。

そこで本記事では、協調性の定義、発達障害の子の協調性が低い傾向にある理由、協調性を高める方法、協調性が低いことによる長所などに関して解説していきますね。

協調性とは?|我慢して周りに合わせることだけではありません

協調性とは「考え方や方針の違いをお互いに認めて、妥協点を探って、無用な衝突をせずに一緒に物事を進めていく力」のことです。簡単に言うと、他人と争わずに協力する能力ですね。

そしてこの協調性ですが、「我慢して周りに合わせる能力」ではありません。もちろん物事を進めていく中で我慢が必要になる部分もありますが、それだけでなく自分の意見も伝えた上で、必要な分の我慢をするのが大事です。

発達障害のお子さんの協調性が低い傾向にある理由5つ

発達障害のお子さんの協調性が低い傾向にある主な理由は以下の通りです。

  1. コミュニケーションが苦手で他人となじみにくい
  2. 他人の気持ちを考えることが苦手で、行動を合わせにくい
  3. 他人への興味が薄い、「興味がない」となると極端に関心を持たない
  4. こだわりが強く、他人に合わせるために自分のペースやルールを調整するのが苦手
  5. 発達の遅れや偏りのために、周りの言動についていけないこともある

発達障害であってもなくても5歳くらいまでは協調性が低い子が多いものです。ですが発達障害の場合は6~7歳以降、人によっては成人してからも「本人や周りが困るレベルの協調性の低さ」を持っている方が少なくありません。

発達障害のお子さんの協調性を高める5つの方法・ポイント

それでは発達障害のお子さんの協調性を高めるための方法やポイントなどについてお伝えしていきます。

1:他人と協力することの必要性、メリットを教える

そもそも小さなお子さんは「他人との協力も必要」「他人と協力することにはメリットもある」などの常識的な部分を理解していない可能性があります(後天的に理解することですよね)。

そして特に発達障害の子は「周りからなんとなく学ぶこと」が苦手な傾向にあるため、ある程度年齢を重ねても理解しない場合があります。

そのため、まずは言葉で具体的に教えてあげましょう。例えば以下の通りです。

  • 友達がたくさんできるよ
  • 困ったときに協力してもらいやすくなるよ
  • 他人のことが理解できるよ
  • 物事がスムーズに進むよ
難しい言葉を使わず、お子さんにわかりやすく伝えましょう。

2:家でお子さんに手伝いをさせる

家の中で役割ができると「家族の一員」という意識がついて協調性が上がりやすくなります。また、お子さんが手伝いをしてくれたら「ありがとう、お母さん助かったよ」ときちんとお礼を言うことでさらに効果が期待できます。

ちなみに手伝いの内容は、気付いたときに玄関の靴を並べる、箸を並べる、机を拭くなど簡単なもので構いません。内容そのものよりも「家族の一員として手伝いをする」「役割ができ、それが継続する」ということの方が大事です。

3:あいさつをする習慣をつける

あいさつをするだけでも相手への関心を持つことができるため、協調性を伸ばす効果が意外と高いです。まずは親がお手本を見せて、周囲の保護者や他のご家族などに積極的に挨拶をしましょう。

そしてお子さんにも家族、学校の先生、友達などにあいさつをするように教えます。なお特に友達はあえてあいさつを返してこない場合もあるかもしれませんが、それでも「あいさつが返ってこなくてもちゃんとあいさつをしようね」と教えるのがおすすめです。

4:大人が集団を取り持つ

発達障害のお子さん一人では集団に入って協調することが難しくても、大人が取り持てばうまくいくケースが少なくありません。その役目を担当するのは主に先生ですが、休日の公園などシチュエーションによっては保護者の方もその役割を担うことになりますよね。

5:学校以外の集団活動への参加も検討する

例えばボランティア活動や習い事など、学校以外の集団活動への参加も検討してみてはいかがでしょうか。特に学校で大人数になじめない場合などにはおすすめです(もちろんそうでなくても単に楽しむために参加するのも選択肢の一つです)。

なお発達障害のお子さんを歓迎していたり、発達障害の子だけで構成されている活動もあるので必要に応じて探してみるのもいいと思います。

発達障害で協調性が低いことがもたらす長所5つ

実は協調性が低いことが生み出す長所もあります。発達障害のお子さんの生きやすさにつながるかもしれませんので、こちらも大事にしていただければと思います。

1:他人に影響されず自分の思うままに生きやすい

不必要に他人に合わせて我慢することが少なく、自分の思うままに生きやすいです。そのせいで周りから不当に白い目で見られることもあるかもしれませんが、本人はあまり気にしない傾向にあります。

そういったスタンスで生きればストレスも少ないです。あなたの周りにも「堂々と我が道を進んでいて楽しそう」という方がいるのではないでしょうか。

2:個性によって大活躍できる可能性も

周りに合わせることで自分で潰してしまう個性、合わせることを強要されて潰れていく個性もありますが、協調性が低いと自分の個性を意識的にも無意識的にも大事にしながら活躍できる可能性があります。実際、歴史に名を残すような有名人の中にも発達障害の人は少なくないとされています。

3:集団の中で反対意見が言える

協調性が低いがゆえに、集団の中で「みんなはそう思っているかもしれないけど自分は違う」と反対意見を言える傾向にあります。

特に社会に出れば、そういった一声が周りを助けることもあるかもしれません。それにあえて厳しい言い方をするなら「いつも周りに合わせるだけの人」は特に会社などの中では周囲の意見に埋もれてしまい、その人自身の強みを発揮しにくくなってしまうこともあります。

4:物事を突き詰められる

集団の中にいると「みんなこれくらいで妥協しているし自分も……」「みんな提出したしそろそろ自分も……」などと考えてしまう人も多いですが、協調性が低い人は「いや、自分は締め切りギリギリまで詰めます」などと突き詰められる傾向にあります。

5:孤立している人を助けられる場合も

例えば集団の中で仲間外れにされている人は、「この人は仲間外れにしていい」という良くない協調性によって仲間外れにされている可能性があります。

しかし協調性が低い場合、「なぜこの人は仲間外れにされているんだろう」→「よくわからないけれど自分は仲良くしたいから仲良くする」というシンプルさによって、その人を救える可能性があります。

まとめ

発達障害などによって協調性が低いことが、お子さんの長所にもなり得ます。そのため、「長所を潰さないようにしつつ、生きやすくなるようなサポート」をしていくのが理想と言えますよね。

今回紹介したことを参考にしつつ、「安易に周りに流されない」「けれど必要なときは周りの人と協力できる・合わせられる」というスタンスに近づけるように、お子さんをサポートしていきましょう。

この記事を書いた人
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運営事務局 / ライター

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