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発達障害の子の耳掃除をトラブルなく行うための4つのポイント

発達障害の子の耳掃除をトラブルなく行うための4つのポイント

この記事では、発達障害のお子さんの耳掃除をトラブルなく行うためのポイントなどについてお伝えしていきます。

「耳掃除の頻度はどれくらいがいい?」「どうすれば安全にできるの?」と気になっている方は少なくないと思います。

そこで本記事では、耳掃除を頻繁にするべきではない理由、発達障害の子の耳掃除を安全に行うためのポイントなどに関して解説していきますね。

発達障害のお子さんが積極的に耳掃除をするべきではない4つの理由

気持ちが良くて耳掃除が好きな大人は少なくないと思います。

ただ、特に発達障害のお子さんはあまり耳掃除をするべきではありません。その主な理由を紹介していきます。「発達障害ならでは」の部分は少ないですが参考にしてください。

1:基本的に耳垢は勝手に体外に出てくる|耳掃除がそれを邪魔する可能性も

そもそも人間の耳垢は勝手に身体の外に出てくるものですので、毎日やそれに近いペースで耳掃除をする必要はありません。むしろ耳掃除によって、耳垢を耳の奥に押し込む可能性さえあります。

聴覚過敏で耳栓を利用している子は要注意

発達障害のお子さんの中には聴覚過敏の子も少なくなく、その影響で耳栓をよく利用している子もいるかもしれません。ただ、この耳栓が耳垢を押し込む可能性もあるため、あまり耳栓自体を押し込まないように注意しましょう。

また、イヤーマフと呼ばれるヘッドホンのような形式の防音アイテムであれば、耳の中に影響を与えることはないので利用を検討してみてはいかがでしょうか。

2:耳の中を細かく傷つける可能性がある|それが慢性的なトラブルを招く場合も

耳掃除によって耳の中を細かく傷つける可能性があります。特に木製の耳かきを使う場合、微妙な木のデコボコによって傷がつきやすくなる恐れがあります。

傷つくとその場所がかゆくなり、かゆみに対処するために耳掃除をして、さらに傷つけるかもしれません。そうなると長期的に傷が治らなくなり、かさぶたができたり出血したりする場合さえあります(そのかさぶたさえ耳掃除で取ってしまう恐れがあります)。

3:発達障害の子は耳掃除にのめり込む可能性がある

発達障害の子は「好きなことは非常に好き」という傾向にあるため、耳掃除で耳垢が取れる面白さや、耳をかく際の快感などにとらわれて、のめり込んでしまう恐れがあります。このことを踏まえると、最初から発達障害の子には耳掃除を教えすぎない方がいいくらいかもしれません。

4:耳掃除の感覚が大嫌い、耳掃除自体が怖い子もいる

先ほどもお伝えしましたが発達障害のお子さんの中には感覚過敏の子が少なくなく、耳掃除の感覚が大嫌い・耐えられない場合もあります。また、耳への感触とは別に、耳掃除そのものに強い恐怖を抱く子もいます。

ここまで解説した通り、積極的な耳掃除にはデメリットも多いので、お子さんに苦痛を強いてまで行う意味はないはずです。

トラブルなく耳掃除をするためのポイント4選|発達障害支援

それではトラブルなく発達障害のお子さんの耳掃除をするためのポイントをいくつか紹介していきます。

1:ペースは2週間~1か月に1回程度で十分です

耳垢が蓄積する早さを踏まえて考えると、耳掃除をするペースは2週間~1か月に1回程度で十分です。体質によっては2~3か月に2回でも事足りるくらいです。

耳掃除を全くしないのはおすすめしません

ただし耳掃除を全くしないのはおすすめしません。インターネットなどで調べると「何年もしていないけれど平気」という声も出てきますが、本当に一切耳掃除をしないと、耳垢が外から見える状態になり、周囲に不衛生な印象を与えてしまう可能性があるためです。

2:綿棒などの安全な道具で浅い位置まで掃除すれば十分です

耳掃除をする場合ですが、一般的に想像する耳かきではなく、綿棒などのより安全性の高い道具を使うことをおすすめします。そして耳の奥まで入れず、外からも耳垢が見える場所まで、つまり浅い位置まで掃除するだけで十分です。

奥まで入れるともちろん危険ですし、耳の中への刺激があると反射として咳が出る子も少なくありません。咳が出れば耳掃除がより嫌になるかもしれません。

3:より安全性を重視するなら吸引式のイヤークリーナーを使う

より安全に耳掃除をしたいなら吸引式のイヤークリーナーを使うことをおすすめします。これは耳の中に数秒入れるだけで耳垢を吸引してきれいにできる道具であり、耳の中を傷付けることはもちろんありませんし、すぐ終わるためお子さんの精神的な負担も少ないです。ただ、特に聴覚過敏のお子さんの場合、イヤークリーナーの音が苦手かもしれないので注意しましょう。

4:保護者の方は耳掃除をしている様子をお子さんに見せないようにしましょう

保護者の方が耳掃除をしている姿を見せてしまうと、興味を持って「やりたい!」「やって!」と言い出してしまう可能性があります。

発達障害の子の中には好奇心が強い子も多く、特に耳掃除が好きだったり快感だったりすると、かなりの勢いでリクエストしてくる可能性もあるため注意が必要です。

これまで耳掃除が好きで頻繁にしていた方は、これから控えめにすることをおすすめします。もしくはご自身の耳のケアは、お子さんの目に触れないところで済ませるようにしましょう。

耳の中がガサガサする、聞こえにくいなどの場合は親に相談するように言う

耳垢の位置などの関係で耳の中がガサガサする、聞こえにくいなどのトラブルがある場合は、親に相談するように伝えておきましょう。そうしないとお子さん自身が無理な耳掃除をして、ケガをする可能性があるためです。

ちなみに耳が聞こえにくくなるくらいに耳垢が溜まるケースは、滅多に耳掃除をしない人でも非常に少ないと言われているのでご安心くださいね。

心配なら耳鼻科で3~6か月に1回ほど耳掃除をしてもらう

心配であれば耳鼻科で3~6か月に1回ほど耳掃除をしてもらいましょう。耳掃除だけで済むのであれば料金は1回で1000~2000円程度の場合が大半です(3割負担として)。ただし「耳掃除のみ」の処置は断る耳鼻科もあるようです。

まとめ

基本的に人はそこまでこまめに耳掃除をする必要がありません。特に発達障害のお子さんの場合、耳掃除にのめり込んでしまう可能性があるため、むしろできる限り耳掃除をさせない方がいいくらいだと思います。

そして耳掃除をする場合は、綿棒やイヤークリーナーなど安全性の高い道具を使い、リスクを抑えて行うのが鉄則です。「深追い」は厳禁ですね。

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