子供の発達や育児・知育の悩みを解決するパパママ応援サイト

  1. TOP
  2. コラム
  3. 子育ての悩み
  4. お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作り

お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作り

お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作り
この記事の監修
上岡 正明

株式会社フロンティアコンサルティング 代表取締役

上岡 正明 (かみおか まさあき)

大学院にてMBA(情報工学博士前期課程)取得。専門分野は社会心理、小児心理。多摩大学、成蹊大学、帝塚山大学で客員講師等を歴任。子どもの脳の発育と行動心理に基づく研究セミナーは常に人気を博している。著者に『死ぬほど読めて忘れない高速読書』(アスコム)、『脳科学者が教える コスパ最強! 勉強法』(ぶんか社)、などベストセラー多数。中国や台湾、韓国でも翻訳され累計85万部となっている。 Twitterフォロアー5万人、YouTubeチャンネル登録者23万人を超える教育系ユーチューバーでもある。

> 監修者の詳細はこちら

この記事では、お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作りについて解説していきます。

夏休みや冬休み、春休み。始まった直後は「あれもしたい、これもさせたい」と意気込むものの、中盤に差し掛かると朝起きる時間が遅くなり、宿題は溜まり、結局最終日に泣きながら机に向かう……。そんな光景は、長期休みのあるあるかもしれません。
学校という強力な強制力がなくなる休みの期間は、たとえ大人でも計画的に過ごすことが難しいものです。
そこで本記事では、お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作りについてお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作り

お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作りの手順は、以下の5つです。
1:生活の軸を決める
2:やることをリストアップ
3:付箋に書いて具体化する
4:計画表に起こす
5:計画表通りの行動を意識する
それぞれについて、さらに具体的なポイントを含めて、詳しく解説していきます。

1:生活の軸を決める

計画表を作るとき、なんとなく思いつく計画から埋めたくなりますが、まずは、動くことのない生活の軸を決めることをおすすめします。
毎日必ず行う睡眠や食事など、生活の基本となる時間軸を定めると、1日をリズムよく過ごすレールが自然とできあがるのです。
起床や就寝の時間は、「学校に行かないから朝寝坊してもいい」「休みだから遅くまで寝ていい」と油断すると、リズム崩壊の危険があります。普段の起床時間や睡眠時間の+30分までに留めることがポイントです。
また、朝・昼・晩の食時の時間を固定すると、一日のなかに区切りが生まれるため、計画表が作りやすくなります。
旅行や外日などのイレギュラー日はもちろん例外とした上で、無理なく生活の軸を決めていきましょう。

2:やることをリストアップ

次に、長期休み中に「やるべきこと」「やりたいこと」をすべて書き出します。
例えば、やるべきことには、学校の宿題、お手伝いなどが当てはまり、やりたいことには、ゲーム、友達と遊ぶこと、外出などが当てはまります。習い事や家族旅行など決まっている予定もどんどんリストアップしていきましょう。
お子さんだけではリストアップが難しい場合には、親御さんもサポートをしてあげてください。
「仕事がお休みの日はお出かけできるよ」などと親御さんの都合も共有すると、お子さんの予定作りも捗ります。
また、「お休みを楽しむために宿題はやった方がいいね」「お手伝いしてくれると助かるな」などとやるべきことのリストアップも促し、漏れがないようにしましょう。

3:付箋に書いて具体化する

今度は、リストアップしたやるべきこと、やりたいこと、決まっている予定を、ひとつずつ必要な分付箋に書いていきます。
付箋を使う理由は、①紙に貼るだけで計画表が完成する②終わったら剥がせ達成感が味わえる③予定の入れ替えが簡単だからです。計画は動くもの、という前提で作ると、急な予定変更の時にも対応でき、心の負担も少なくなります。
付箋に書くときには、リストアップをさらに具体化しましょう。例えば、宿題は宿題ごとに「読書感想文」「ドリル」「自由研究」などに分け、ここからさらに「読書感想文1」「読書感想文2」「読書感想文3」などとタスク完了までにかかる時間や日数を考えて付箋を増やしていきます。このとき付箋1枚は1時間というように割り振ると考えやすいです。
また、誰かと一緒に行う予定の付箋には色を付けたり、一緒にやる人の名前も書いておくと、分かりやすい計画表になります。
なかなか大変な作業ですが、この工程をしっかりと行うと、計画表が作りやすいのはもちろん、長期休みをより計画的に過ごせるようになるでしょう。

4:計画表に貼る

付箋を作り終えたら、最後は、計画表に貼って完成です。
お子さまが管理しやすい計画表を探してください。1日の時系列と1週間の予定が分かり見通しが立ちやすいウイークリーバーチカル調がおすすめです。A4用紙などに横軸に日にち、縦軸に時間を手書きしても良いですし、ネットから無料素材を探しても良いでしょう。
計画表が決まったら、日付や時間ごとに付箋を貼っていきます。まずは、お子さんが貼っている様子を見守り、最後に親御さんが計画に偏りや無理がないか確認すると良いです。
大切なポイントは計画表の20%ほどを、あえて空白にし、予定の予備日をつくること。予定が変わったり、体調を崩したりどうしてもやる気が出なかったときなどの不測の事態が起きても、予備日があれば安心感が生まれます。この安心感こそが、計画表を進行していくモチベーションの秘訣です。

5:計画表通りの行動を意識する

計画表が完成したら、計画表の通りに行動できる環境を整えます。
計画表をリビングなど家族全員が見える場所やカレンダーの近くに貼り、お子さんだけでなく家族を巻き込んで計画表通りの行動を促していきましょう。
おすすめは、スタンプカードやシートを使ったポイント制の導入です。
「午前中にすべての付箋をクリアしたらスタンプ1個」「5個溜まったら好きなおやつゲット」といった小さなごほうびを用意し、都度計画表に追加していくとお子さんのやる気がアップ。
楽しく計画表の予定を実行でき、自己管理能力を育むことにも繋がります。
ぜひ、罰則は作らずにお子さんが自分で時間をコントロールし、心地よく過ごせたという自信を持たせてあげましょう。

まとめ

ここまで、お子さんが長期休みをリズムよく過ごすための計画表作りについてお伝えしました。
長期休みの計画表作りは、宿題を終わらせるためではなく、自分の持ち時間をどう使い、どう楽しむかを考えるセルフマネジメントの練習にも繋がります。
今年の休みは、ぜひ親子のペースで計画表作りに挑戦してみましょう。
きっと、休み明けのお子さんの表情が、いつもより晴れやかなものになるはずです。

この記事を書いた人
oyakonista icon

運営事務局 / ライター

子供の発達や育児・知育の悩みを解決するパパママ応援サイト「オヤコニスタ」の運営事務局です。